合成樹脂用難燃剤

 丸菱油化工業株式会社では、合成樹脂用添加剤として 『ハロゲン系難燃剤』、『ノンハロゲン系(リン系)難燃剤』、『ノンハロゲン系(ノンリン系)難燃剤』など、様々なタイプの難燃剤を用意しております。

■一般性状

製品名 ノンネン

PR-2

ノンネン

PR-2H

ノンネン

73

ノンネン

75

ノンネン

PAX-100

 ノンネン

PAX-140

タイプ  ハロゲン系   リン系   無機系
外観  淡黄色
粗粉体
 淡黄色
粗粉体
 白色粉体  白色粉体  白色粉体  白色粉体
融点[℃]  50-80  80-130 95-105  150-160  N.D.  N.D.
比重  2.3  2.3  1.4  1.4  2.4  2.4
溶解性  水不溶

有機溶剤可溶

 水不溶

有機溶剤可溶

 水不溶、有機溶剤

可溶

 水不溶、有機溶剤

可溶

 水・有機溶剤

不溶

 水・有機溶剤

不溶

分解・揮発性
[TGA1%loss]
 260℃ 260℃  250℃  340℃  245℃  245℃
入目:荷姿  20kg

ダンボールケース

 25kg

クラフト袋

 20kg

クラフト袋

 パイロット生産品  25kg

クラフト袋

 25kg

クラフト袋

特徴 PBB,PBDE(Deca-BDE)等の臭素系難燃剤と比較して、低添加量で高度な難燃性を付与できる。ポリプロピレンに配合した場合、ブルーミングすることなく難燃化が可能。生物濃縮性が高くないので、他の臭素系難燃剤と比較して安全性が高い。 ホスホン酸エステルを主成分としたノンハロゲン系難燃剤であり、各種樹脂に対する汎用性が高い。リン酸エステル系難燃剤と比較して、耐熱性・耐加水分解性が高い。透明樹脂に対して透明性を損なわずに配合することができる。  水酸化アルミニウムを主成分としたノンハロゲン系難燃剤であるが、水酸化アルミニウムとしては耐熱性が比較的高く、加工性が向上している。

■難燃機構
合成樹脂用ノンネンには大きな特徴があり、すべてドリップタイプの難燃剤となっております。
ドリップとは樹脂燃焼時に火炎の着いた溶融液滴が落下する現象の事を示し、一般的に樹脂が燃焼する際にみられる現象です。

 UL94/V-2 UL94/V-0
   

通常、ドリップタイプの難燃剤の場合、UL94垂直燃焼試験のような難燃規格においては、比較的低添加量でV-2相当の難燃性を付与することが可能です。

さらにノンネンPR-2、ノンネンPR-2Hおよびノンネン73、ノンネン75については、ドリップタイプの難燃剤でありながら強力なラジカルトラップ能を有しているので、ドリップが試験片下部に設置された綿に達する前に自己消火してしまうので、ドリップするにも関わらずV-0相当の高度な難燃性を樹脂に対して付与することができます。

ノンネンPR-2添加ポリプロピレンの燃焼挙動(UL94/V-0)


ノンネン73添加ポリカーボネートの燃焼挙動(UL94/V-0)


ノンネン75添加ポリカーボネートの燃焼挙動(UL94/V-0)


一般的な縮合リン酸エステル添加ポリカーボネートの燃焼挙動(UL94/V-2)

■適用例

ノンネンは各種合成樹脂用の難燃剤であり、特にポリオレフィン用難燃剤として、自動車・家電・OA機器等の幅広い産業分野でご利用いただけます。

ノンネン PR-2 /ノンネン PR-2H
家電・自動車・OA機器用のポリプロピレン製成形部品等の難燃化に最適です。

ノンネン 73 /ノンネン 75
エンプラ等各種樹脂を始め、ポリオレフィン用繊維・フィルムシート等や薄肉成形品の難燃化に最適です。

ノンネン PAX-100 /ノンネン PAX-140
ポリオレフィンのシート・薄物成形部品に最適な難燃剤で、耐光性が特に必要な部品に最適です。

 


当社の合成樹脂用難燃剤は、これらの他にも用途・形状・燃焼試験規格により、様々の調製した難燃剤をご用意しております。
またこれらのマスターバッチもご提供できますので、お気軽にお問い合わせください。

■お問合わせ先

(東京) 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町4丁目1番16号 室町ミクニビル6階
TEL 03-3517-6550 FAX 03-3276-3711
東京支店 古森
(大阪) 〒530-0004 大阪市北区堂島浜1丁目4番16号 アクア堂島NBFタワー2階
TEL 06-6344-5431 FAX 06-6344-5450
大阪営業部 斧木